
東京電力に店舗向けのプランはある?飲食店や事務所におすすめの低圧プランを徹底解説!

東京電力の店舗向けプランは種類が複雑でイマイチわからない...
店舗の電気を契約したいがどのサービスを選ぶべきかわからない...
関東周辺で店舗を営んでいる場合、お店の電気には、信頼の置ける東京電力を契約したいという方も多いのではないでしょうか?
しかし、東京電力の店舗向けプラン(低圧電力)は、提供しているプラン数も多いため、どのプランを選んで良いか選定に迷ってしまいます。
今回は、東京電力の店舗向けプランに焦点をあてながら、プランごとのメリットやデメリット、向いている業種などを徹底解説していきます!
東京電力を店舗で利用するなら低圧プランの契約がおすすめ
東京電力では、法人や店舗に向けた電力プランとして、主に「スタンダード・プレミアム・動力」の3つのプランが提供されています。
東京電力の低圧プラン | 店舗の導入規模 |
---|---|
スタンダードプラン | 小規模な店舗 |
プレミアムプラン | 中規模な店舗 |
動力プラン | 大規模な店舗 |
それぞれのプランごとに料金の決まり方は異なるため、消費する電力量や使用する設備に合わせながらプランを選択することができます。
また、電気とガスとのセットプランも用意されているため、電気代とガス代の請求を一つにまとめたいといった場合に便利です。
加えて、会員制の「ビジネスTEPCO」に登録しておくことで、各月の料金や店舗ごとの電力の使用量なども細かくチェックすることができます。
東京電力の店舗向け低圧プラン3種類を解説
スタンダードプラン
- スタンダードS
- スタンダードL
- スタンダードX
スタンダードプランのメリット
スタンダードプランは、主に小規模な事業者に向けて展開されている、東京電力の法人向け低圧電力プランの一つです。
電気の使用目的に合わせて「S・L・X」の3種類の中から選ぶことができるため、店舗の設備などに合わせた柔軟なプラン選択が可能です。
スタンダードプランを使うべき店舗
スタンダードプランの電気料金は、どの時間帯でも変わらず一定であるため、時間帯ごとの電力の消費量に大きな差がない店舗などにおすすめです。
- 小規模な商店
- 小規模な飲食店
- 小規模な事務所 など
プレミアムプラン
- プレミアムS
- プレミアムL
- プレミアムプラン
プレミアムプランのメリット
プレミアムプランは、主に中規模な事業者に向けて展開されている、東京電力の法人向け低圧電力プランの一つです。
スタンダードプランと同じく、利用目的に合わせて「S・L・プレミアム」の3種類から選択することができるため、柔軟なプラン選びが可能です。
プレミアムプランを使うべき店舗
プレミアムプランの電気料金は、一定の使用量を超えると定額制から従量制に切り替わるため、繁忙期と閑散期に差がある店舗などにおすすめです。
- 中規模な商店
- 中規模な飲食店
- 中規模な事務所 など
動力プラン
動力プランのメリット
動力プランは、主に大規模な事業者に向けて展開されている、東京電力の低圧電力プランの一つです。
大型のエアコン機器や業務用の冷藏庫など、特殊な動力設備を用いる店舗では、この動力プランの利用を検討してみましょう。
動力プランを使うべき店舗
標準電圧200Vの電気を供給することができるため、大型のエアコンや業務用冷藏庫を設置する店舗などにおすすめです。
- 大規模な商店
- 大規模な飲食店
- 大規模な事務所 など
東京電力のビジネスTEPCOとは?
ビジネスTEPCOとは、東京電力が提供している店舗向けの低圧電力プランを契約することで登録が可能になる無料の電力管理アプリです。
ビジネスTEPCOに登録することで、複数の店舗の電力状況を一覧で確認したり、店舗ごとの電気料金や使用量を比較したりすることが可能です。
また、年中無休の「緊急かけつけサービス」や「電話サポート」も受けることができるため、東電ユーザーには嬉しい特典の一つです。
店舗の電気を契約するときの手順と方法
現在の利用状況を確認する
利用状況の確認をおろそかにすると、既存の設備が使えなくなったり、ブレーカーが落ちてしまったりといったトラブルを招いてしまいます。
電力会社の新規契約や乗り換えを検討するときには、まず真っ先に現在の電力設備やワット数をはじめとする利用状況を確認しておきましょう。
料金シミュレーションを実施する
魅力的な電力サービスに巡り会えたとしても、新規の契約を行う前には、事前の料金見積りやシミュレーションを実施するのがおすすめです。
プランの選び方によっては、適正価格から大きく外れてしまう場合などもあるため、電力会社への見積り依頼は忘れないようにしましょう。
重要事項説明書にはキチンと目を通す
電力を契約する場合、料金プランや契約内容が記された重要事項説明書には、しっかりと目を通しておくことをおすすめします。
特に、契約期間の縛りや解約金の設定、不要なオプションなどが付属していることもあるため、気を付けておきたいポイントの一つです。
東京電力エリアで利用できる新電力3選
新電力とは?
新電力とは、地方電力(東京電力や関西電力など)以外の電力会社を指すもので、地方電力よりも料金が安いことが特徴として挙げられます。
2016年4月から解禁された電力小売の自由化によって、契約者は、地方の電力会社以外の会社でも、自由に選択できるようになりました。
現在では、全国数百社を超える事業者から多くの電力サービスが提供されているため、電力会社の見直しや切り替えなどが盛んに行われています。
Looopでんき
区分 | 単位 | 料金(税込み) |
基本料金 | 1契約 | 0円 |
電力量料金 | 1kWh | 27.50円 |
法人向けのプランには珍しく、基本料金が0円に設されているため、初めての自由化でも低リスクで電気料金を削減することができます。
ENEOSでんき
区分 | 単位 | 料金(税込み) |
基本料金 | 1kW | 1,012.00円 |
電力量料金 | 1kWh | 15.80円 |
専用カードでの決済によって、ガソリンの給油などでもポイントが貯まるため、デリバリー車両を所有している店舗などにおすすめです。
ハルエネでんき
区分 | 単位 | 料金(税込み) |
基本料金 | 1kVA | 257.40円 |
電力量料金 | 1kWh | 19.88円 |
事業主専用の新電力であるため、使えば使うほど割引率が高くなるプランがあるなど、電力を大量に消費する飲食店におすすめです。
店舗の電力を契約するときの注意点とポイント
基本料金と電力量料金を確認する
電力会社を比較する場合、基本的な指標となるのは、毎月固定で発生する基本料金と、月の使用量によって変動する電力量料金の価格です。
契約する電力会社によって基本料金と電力量料金の決まり方は大きく異なるため、複数社への見積りを通して、まずは相場感を養うことが重要です。
セット割引やポイントを確認する
店舗の電力を選ぶ場合、電気料金そのものの安さはもちろん重要ですが、その他のライフラインも含めたトータルでの試算が大切になってきます。
ガス代やガソリン代とのセット割引やカード決済でのポイント付与など、料金以外のメリットがある場合には、総合的なメリットを考えましょう。
電力会社の口コミや評判を確認する
高額なオプションにしつこく勧誘してくる会社や、営業電話を頻繁にかけてくる業者など、質の悪い会社はなるべく避けておきたいところです。
契約の前には、検討している電力会社が信用できるかどうか、Twitterや口コミサイトなどから、事前に評判をチェックしておくのがおすすめです。
まとめ
今回は、東京電力の店舗向けプランに焦点をあてながら、プランごとのメリットやデメリット、向いている業種などを徹底解説していきました。
東京電力の店舗向けプランは、提供しているプラン数が豊富であるため、業種や用途に沿って適切なプランを選ぶことができます。
しかし、現状の使用状況や契約ワット数を見誤ってしまうと、思わぬトラブルを招いてしまうため、リサーチは入念に行っておく必要があります。
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